大手OTA「Booking HD」決算:自前決済拡大も、Q1取扱高最大10%減へ
ホテル予約サイトの親玉的存在、Booking Holdingsが通期決算を発表しました。
足元の業績をみると、売上は33.4億ドル(前年比+3.9%)、営業利益11.7億ドル(同+2.5%)とほぼ横ばい。この決算が締まったのは2019年末なので、新型コロナウイルスの問題はそこまで大きくなかった時期。
今回の決算インタビューでは、CEOのグレン・フォーゲル氏が新型コロナウイルスの影響についても言及しました。
足元の業績や今後の見込みについて、どのように報告されているか整理したいと思います。
まず確認したいのは、Booking Holdingsの会社としての事業KPIです。