地球の裏側でもペイメント急成長!2019年「メルカドリブレ」の売上が急加速
今回は、読者の方からリクエストのあった南米のEC企業「メルカドリブレ」についてチェックします。
メルカドリブレは1999年、アルゼンチンで設立されました。現在もCEOを務めるマルコス・ガルペリンがスタンフォード大への留学中に創業。スペイン語で「フリーマーケット」を意味するそう。メルカリ(ラテン語で「商い」)と似ていますね。
2019年の通期決算をみると、売上高(Net Revenues)が約23億ドル、営業損失が△1.5億ドル。2018年の増収率は18%ほどだったのが、2019年には1.6倍近く。とんでもない急加速です。
地球の裏側のEコマース市場で一体何が起こっているのか、決算資料の内容を整理してみましょう。
メルカドリブレは基本的にはマーケットプレイスですから、一番重要なのはGMV(取扱高)とユーザー数です。