【2016年12月期】旭硝子の業績内訳
2016年12月期の旭硝子の売上高は1兆2826億円、税引前利益676億円。
事業セグメントは「ガラス」「電子」「化学品」の3つとして報告されており、それぞれの主要製品は以下の通り。
ガラス
フロート板ガラス、型板ガラス、網入り磨板ガラス、Low-E(低放射)ガラス、装飾ガラス、建築用加工ガラス(断熱・遮熱複層ガラス、防災・防犯ガラス、防・耐火ガラス等)、自動車用ガラスなど
電子
液晶用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス、車載ディスプレイ用カバーガラス、ディスプレイ用周辺部材、ソーラー用ガラス、産業用加工ガラス、半導体プロセス用部材、オプトエレクトロニクス用部材、照明用製品、理化学用製品など
化学品
塩化ビニル、塩化ビニル原料、苛性ソーダ、ウレタン原料、フッ素樹脂、撥水撥油剤、ガス、溶剤、医農薬中間体・原体、ヨウ素製品など
連結従業員50963名のうち、ガラス部門に32689名(64.1%)、電子部門に9487名(18.6%)、化学品部門に5463名(10.7%)が従事。
全体の売上高1兆2826億円のうち、ガラス部門が6791億円を売り上げ、全体の53%を占める。電子部門は2571億円(20%)、化学品部門は3144億円(24.5%)。
セグメント利益で見ると、化学品部門が最も大きく、400億円を稼いでいる。ガラス部門が318億円、電子部門が250億円。
地域別で見ると、売上高1兆2826億円のうち、アジアが4463億円を売り上げて全体の34.8%を占める。日本は3810億円で29.7%、欧州は2869億円で、22.4%。