Amazon 2Q決算:ジャシーCEOもAI戦略を熱弁、「一つの製品が牛耳る」未来はない?
Amazonが8月1日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比10%増の1,480億ドル、営業利益は同じく91%増の147億ドルだった。
アンディー・ジャシーCEOは「いくつもの方面で前進を続けているが、AWSの加速よりも顕著なものはないかもしれない」と主張。多くの企業がITインフラをクラウドに移管し続けるのに加え、生成AIをめぐる機会が成長を後押ししている。
足元の増益は、コロナ後に推し進めてきた物流効率改善による影響が大きい。今後の売上・利益の見通しは株式市場の期待に届かず、決算発表翌日の株価は8.8%もの急落。時価総額は目下1.77億ドルとなった。
コスト改善に向けた努力が一定の成果をあげるということは、逆にいうと短期的な改善の余地が少なくなるということでもある。そんな中でアンディ・ジャシーCEOは今後の方針として何を語ったのか。本記事で紹介する。