インディーズCDからホテル事業、暗号資産へ!変わり続ける謎企業「メタプラネット」
株式市場には、後から見たものに「どうしてこうなった」と怪訝に思わせるような出来事が時折発生する。このところ奇妙な事例に思われるのが、東証スタンダード市場に上場するメタプラネットだ。
Finboard
同社の業績推移をみれば、会社として苦境にあえぎ続けてきたことが容易にうかがえる。そんなメタプラネットの株価は今年半ばから急上昇、時価総額は執筆時点で400億円前後にのぼる。
メタプラネットのホームページを見ると、「ビットコインと未来へ」と香ばしいメッセージが並ぶ。たまにはこんな会社を調べてみるのもいいだろうと思って紐解くと、なんとも興味深い変遷が見えてきた。今回はメタプラネットがなぜこんなことになっているのか、同社の来歴を中心に紹介する。