IoTプラットフォームで売上予想80億円!ソラコムが新規上場へ
IoT領域で著名のベンチャー企業、ソラコムが2月20日、東証グロースへの新規上場を承認された。上場日は3月26日を予定している。
ソラコムは2014年創業。IoTプラットフォーム『SORACOM』を2015年より始め、2017年にはKDDIグループが買収。買収額が約200億円と巨額だったこともあり注目を集めた。
売上高は右肩上がりに拡大し、2023年3月期は63億円。利益水準は二年ほど弱含んだが、2024年3月期は営業利益6.5億円へと拡大を見込む。売上高は80億円を超える見通しだ。上場時の想定時価総額は354〜376億円にのぼる。
ソラコムが手がけるのは、企業がIoTを導入・運用する際に直面する共通課題を解決するIoTプラットフォーム。KDDIやNTTドコモ等のMNOから通信回線を調達しているMVNOであり、IoTに特化した通信サービスを提供している。