Airbnb決算:増収減益も「三つの戦略」推進、2024年はパリ五輪が目玉
Airbnbが2月13日、2023年10〜12月期決算を発表。売上高は前年比17%増の22億ドル、営業利益は5億ドルの赤字(前年同期は2.4億ドルの黒字)。2023年通期でも増収減益という結果だった。
決算発表後の時間外株価は執筆時点で4%の下落。同社の株価はこの一年間で25%高と堅調な推移を示していた。時価総額は現在965億ドルだ。
10〜12月というのは、同社にとって予約のピークシーズンではない。総予約件数は9,900万件で、前年比12%増。第4四半期としては過去最高を更新した。
ブライアン・チェスキーCEOは、同社の成長戦略について三つの要素を掲げてきた。今回の記事では、Airbnbの事業概況とともに、成長戦略の進捗についてまとめる。
チェスキーCEOが掲げる三つの成長戦略とは、大きく次の通りだ。