【2016年2月期】東宝の事業と収益の内訳
東宝の2016年2月期の営業収入は2294億円、経常利益424億円。
子会社52社、関連会社12社を融資、映画事業、演劇事業、不動産事業などを展開。
各事業セグメントの概要は以下の通り。
映画事業
①劇場用映画の製作・配給
東宝映画などに委託して製作した映画や、国内の制作会社から配給業務を委託された映画、輸入した映画を、グループ企業を中心とする国内の興行会社に配給。
②映画の興行
TOHOシネマズなどが経営する映画館などで、さまざまな映画を上映。
③映像ソフトなどの製作・販売
ビデオソフトやテレビ映画などの映像ソフト、テーマパークの展示物、イベント、広告などに携わっている。
演劇事業
演劇の製作と興行を行い、東宝エージェンシーにて公園する演劇の入場券販売、東宝芸能にて芸能プロダクションの経営を行う。
不動産事業
①不動産の賃貸など
②道路の維持管理・清掃・補修
③不動産の保守・管理
その他
①物販・飲食業、娯楽施設などの運営
②その他会計業務のコンサルティング指導など
3032人の連結従業員のうち、1367人(45%)が映画事業、1447人(48%)が不動産事業に従事し、この2つで9割以上を占める。演劇事業には102名が従事。
全体の営業収益2294億円のうち、映画事業が1513億円を売り上げ、全体の66%ほどを占める。演劇事業はおよそ150億円(6.5%)、不動産事業は621億円(27%)をそれぞれ売り上げている。前年同期比で映画事業は13.9%、演劇事業は8%、不動産事業は5%の成長。