Airbnb 3Q決算:越境旅行も復調し過去最高益!伸び代残しつつNY市の規制には反発
かつてユニコーンと呼ばれたスタートアップ企業のうち、実際に巨大な利益を上げた企業といえば、Airbnbをおいて他にない。
11月1日に発表された2023年7〜9月期決算で、同社の売上高は34億ドル(前年比18%増)。営業利益は同じく15億ドル(前年比24%増)となり、さらに収益性を高めた。
取扱総額(GMV)は183億ドル(前年比17%増)、総予約日数(Nights and Experiences Booked)は1.13億件(同14%増)。平均日次単価(ADR)はゆるやかに拡大し、コロナ後の成長を後押しした。
世界的プラットフォームとなった同社には、旅行産業全体のトレンドも表れる。今回の記事では、新たに発表されたAirbnb決算をもとに近況をまとめる。