Netflix 3Q決算:ペイドシェアリングでまた加速!ストライキ継続もFCFは過去最高へ
動画配信サービス運営のNetflixが10月18日、2023年7〜9月期決算を発表。売上高は85.4億ドル(前年比7.8%増)と加速し、営業利益は19.2億ドル(同25%増)に伸びた。
10〜12月の売上高は86.9億ドル(前年比10.7%増)を予想し、さらなるトップラインの加速を見込む。通年での営業利益率は20%を予想。決算発表翌日の株価は16%を超える急騰となった。
Netflixは今年、アカウント共有対策として「ペイドシェアリング」を展開。期末時点での有料会員数は2.47億人(前年比10.8%増)と加速した。ARM(平均単価)は前年比1%の減少である。
順調に見える業績の傍ら、依然として問題なのが米国でのストライキだ。条件次第ではNetflixの損益構造にも影響が生じうるが、経営陣は今の状況をどのように見ているのだろうか。今回の記事では、新たな決算からNetflixの現状と今後の見通しについてまとめる。