Alphabet 4Q決算:広告需要の鈍化が鮮明、AI投資と効率化が二大テーマに
現地時間2月2日、AppleとAmazon、Alphabetが2022年10〜12月期決算を発表。これにて大手テクノロジー企業5社の決算が出揃った。
既に紹介したMicrosoftやMeta Platformsに続き、今回はGoogleの親会社「Alphabet」の最新決算について速報する。
Alphabetの10〜12月期売上高は760億ドルとなり、前年比1%増にとどまった。為替影響を除外すると7%の増収。営業利益は182億ドル(17%減)だった。
主軸の検索関連(Google Search & other)売上が1.6%減(為替影響を除くとやや増収)だったほか、YouTube広告が7.8%減。広告売上全体が前年比3.6%減と低調で、需要低迷が鮮明となった。
決算発表前の一か月間でAlphabetの株価は20%以上も高騰していたが、決算発表後の時間外株価は4%超の下落。売上高、一株あたり利益ともに市場予想にとどかなかった。