NTTデータはNTTグループ企業の一つで、「公共・社会基盤」「金融」「法人・ソリューション」「グローバル」の4つを主な事業セグメントとする。
公共・社会基盤
行政、医療、通信、電力などの社会インフラや地域の活性化を担うITサービスを提供。
金融
金融機関の業務効率化やサービスに対して、ITサービスを提供。
法人・ソリューション
製造業、流通業、サービス業などの事業活動を支えるITサービスや、クレジットカードなどのペイメントサービス、プラットフォームソリューションを提供。
グローバル
海外における各地域や地域をまたいだITサービスを提供。北米、EMEA、APAC、中国などに拠点を展開。スペインのeverisグループも含む。
80526人の連結従業員のうち、グローバル事業セグメントに従事するのが47253名と全体の58%ほどを占める。公共・社会基盤事業は7984名(10%)、金融事業は11825名(15%)、法人・ソリューション事業は10187名(12%)が従事。
生産実績、受注状況、販売実績のそれぞれをセグメントごとにグラフにする。
全体の生産実績3230億円のうち、公共・社会基盤が1286億円(40%)、金融が1165億円(36%)、法人・ソリューションが662億円(20%)、グローバルが5億円(0.16%)。グローバル小さすぎるのはなんなんだろ。
2016年3月期の全体の受注額は1兆6626億円。あれ、これ売上よりでかくないか?と思ったけど来年以降の売上になるからいいのか。
公共・社会基盤は4011億円(24%)、金融は5209億円(31%)、法人・ソリューションは2209億円(13%)、グローバルは5027億円(30%)を受注。
次に、販売実績の内訳。当然だが受注実績と割合が似ている。1兆6148億円のうち、公共・社会基盤が3467億円(21%)、金融が4702億円(29%)、法人・ソリューションが2773億円(17%)、グローバルが5044億円(31%)を売り上げている。
番外編(?)として、興味深い項目を見つけた。
金融事業への設備投資が3100億円。フィンテック重視の流れかな。