良品計画の成長戦略:2030年に売上高3兆円を目指す「地域密着型」経営の中身
良品計画

「無印良品」ブランドを展開する良品計画は、新型コロナウイルス感染症の影響で最終損益169億円の赤字に陥った2020年8月期本決算から、大幅なV字回復を遂げた。2021年8月期本決算は、営業収益4,536億円(前年比13.0%増)、営業利益424億円(154.8%増)、さらに当期純利益は339億300万円と過去最高を更新している。

そんな同社は2021年7月に、新たな中期経営計画(2022年8月期~2024年8月期)を発表。「2100年の社会を見据えた事業展開」として新たな戦略を示すとともに、9年後の2030年8月期本決算では売上高3兆円、営業利益率15%、ROA15%以上を目指すという高い目標を掲げた。

新たな中期経営計画の下、「無印良品」はこれからどこへ向かうのか。中期経営計画の中でも大きく掲げられている「地域密着型」の事業モデルを中心に、良品計画の成長戦略を読み解いていこう。

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