落ちこぼれだった似鳥昭雄はいかにしてニトリHDを作り上げたのか
「お値段以上」のキャッチフレーズでおなじみの家具大手「ニトリホールディングス」。低価格・高品質を武器に脅威的な成長を続け、2021年2月期は34期連続の増収増益を達成した。
家具業界における「カテゴリーキラー」を一代で築き上げたのが似鳥昭雄氏だ。23歳という若さで創業し、77歳の現在に至るまで経営の最前線に立ち続けている。
超優良企業というイメージも強いニトリだが、かつての昭雄氏の評判は「落ちこぼれ」。学業でも仕事でも成果を出せない時期が長かった。
そんな彼はどのようにして起業に至り、成功を収めたのだろうか。若き日のユニークなエピソードの数々を振り返り、創業期のニトリの裏側に迫っていこう。