丸井グループ 1Q21決算:小売42%減収もリカーリング収益厚く営業増益をキープ
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丸井グループが8月6日に発表した2020年4〜6月期決算は、最終損益が15億6,500万円の黒字だった。前年比72%の減益にはなったものの、赤字転落は逃れた。

営業利益は88億7,600万円(前年比0.8%増)と堅調だ。売上収益が前年比19.7%減の460億9,900万円と落ち込んだ中、収益性を保っている。

最終利益が減益となったのは、休業店舗の固定費71億円を特別損失として計上したのが主な要因だ。他の小売企業同様、新型コロナのマイナス影響を大きく受けた四半期となった。

テナント賃料免除の影響は▲42億円

丸井の事業は「小売」「フィンテック」の大きく二部門から構成される。特に大きな影響を受けたのが中核の小売事業だ。

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