米Etsyが8月5日に発表した2020年4〜6月期決算は最終損益が9,643万ドルの黒字で、前年同期比で429％もの増益だった。コロナ禍を象徴するような非連続な追い風を受けた会社の一つだ。

売上は過去最高の4億2,874万ドルで、前年比2.4倍もの増収となった。営業利益も6.7倍の1億1,914万ドルに急増、営業利益率は27.8%まで高まった。

業績予想と実際の結果を比べると、今回の結果が並外れたものだったことがわかる。

取扱高（GMS）は前回決算の時点で2倍近い成長を予想していたが、それを大きく上回る2.5倍近い拡大となった。売上、利益（EBITDA）についても予想を大きく上回っている。

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Estyはハンドメイド品に特化した米国有数のマーケットプレイスだ。コロナ拡大によってEコマース全体が追い風を受けたが、Etsyも例外ではなかった。