Beyond Meat 2Q決算:米国小売が3倍増収、食肉価格高騰で人工肉に脚光
ビヨンドミート(Beyond Meat)が8月4日に発表した2020年4〜6月期決算は、最終損益が1,020万ドルの赤字だった。大豆等の植物材料から「人工肉」をつくる新興フードテック企業だ。
3か月間の売上は1億1,334万ドル(前年比+68.5%)と過去最高を更新した一方、営業損益は-817万ドルとなり、再び赤字に転じた。
2019年の上場以来、前年比2倍を超える売上成長を続けてきたビヨンドミート。今四半期は、上場後はじめて売上成長率が100%を下回る結果となった。
新型コロナウイルスの感染拡大により、新興フードテック企業であるビヨンドミーも大きな経営の転換を迫られた。