アスクル 4Q決算:コスト削減で利益倍増、BtoB向かい風もLOHACO需要急増
アスクル 関連資料

法人向けネット通販サイトなどを運営する「アスクル」が2020年5月期の通期決算を発表しました。

通期売上高は4,004億円(前年比3.3%増)、営業損益は88億円(同95.2%増)。増収率は下がった一方で、大幅な増益となりました。

業績予想と比較すると、売上高以外の項目はわずかに上振れとなっています。

なお、当期純利益が前年比で13.0倍と大きく膨らんでいるのは、前年における固定資産の減損が理由です。2019年5月期、「ASKUL Value Center 日高」(「ALP首都圏」の火災後に開設した物流センター)に関連して減損損失を31億円計上。

コロナ禍に伴う昨今の外出自粛やリモートワーク推奨は、ECには追い風となるケースが多いですが、アスクルにはどんな影響があったのでしょうか。決算資料を元に見ていきましょう。

コロナ影響:BtoBマイナス、LOHACOにはプラス

まず確認したいのは、セグメント毎の売上の変化です。

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