物流大手「FedEx」決算:EC特需で宅配便配送が急増、IT企業との連携も続々
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物流サービス大手「フェデックス(FedEx)」が2020年5月期4Q決算を発表しました。
四半期売上は173億5,800万ドルとなり、前年比2.5%の減収に。営業損益は4億7,500万ドル(前年比64%減)。大幅な減益となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大は、世界有数の物流サービス企業であるフェデックスにも大きな影響を与えました。決算報告をもとに、一つずつ確認していきましょう。
フェデックスの事業セグメントは、大きく3部門から構成されています。
一つ目は、時間厳守での配送が求められる「Express」部門。そのほか2つは、宅配便などを中心とする「Ground」と、小口貨物(less-than-truckload)を扱う「Freight」。