減収なのに営利+32%増!「ファミリーマート」2Q決算まとめ
ファミリーマートの最新決算が発表されました。
決算短信をみると、営業収益は3,212億円から2,654億円へと17.4%の減少、ところが事業利益は352億円から463億円へと31.6%の増益となっています。
1年前、同社はまだ「ユニー・ファミリーマート」として総合スーパー「ユニー」を傘下に抱えていました。ところが2018年10月、大手ディスカウントストアの「ドンキホーテHD(当時)」がユニーを買収。
その後、ドンキは「パン・パシフィック・インターナショナルHD」へと社名を変えて、ユニー・ファミリーマートは「ファミリーマート」へ変更。
決算短信によると、上の数値には「ユニー」の分が2019年2月期の分も含めて除外されているとのこと。
つまりファミリーマートは、ユニーの影響を除外した上でも、30%を超える増益を成し遂げたというわけです。何がこれほどの大幅増益をもたらしたのでしょうか?決算数値を紐といてみましょう。
まず最初のステップとして必要なのは、17%の「減収」となった「営業収益」の内訳を見ることです。