上場時の時価総額が最も高かったIPO銘柄はどれだ!?〜2019年IPO企業(後編)〜
前編に引き続き、後編でも2019年のこれまでのIPOの概況とまだ取り上げていない企業についてまとめていきます。
まずは月別の新規上場企業数の推移から。
これまでで最も新規上場数が多かった月は3月で、17社が新たに新規上場を果たしています。3月に新規上場を行った企業としては、AWSの課金代行を行うサーバーワークスや投資家向けメディア『みんなの株式』を運営するミンカブ・ジ・インフォノイドなどが挙げられます。
続いて、上場日の初値時点での時価総額について。
上場日の初値時点での時価総額が最も大きかったのは今年6月に新規上場を果たしたSansan。Sansanの初値時点の時価総額は1,425億円と、2番目に大きかった日本国土開発の613億円を2倍以上上回っています。
続いて、新規上場企業の売上規模について。