【2016年3月期】日本テレビHDの業績
2016年3月期の売上高は4148億円、経常利益578億円。事業セグメントと概要は以下の通り。
コンテンツビジネス事業(56社)
テレビ番組の企画制作と放送。テレビ広告枠の販売、コンテンツの配信・ライセンスや映画の制作・公開、イベントや美術展の開催や通信販売を行なっている。
読売東京本社からプロ野球のテレビ放映権の購入なども。
生活・健康関連事業(1社)
ティップネスにおいて、総合スポーツクラブの運営を行なっている。
不動産賃貸事業(10社)
オフィス・商業テナント、土地の賃貸を行なっている。その他ビルマネジメント業務や資産管理なども。
その他(7社)
番組キャラクターグッズなどの店舗運営や、情報システムの開発・運用、人材派遣など。
連結従業員4170人のうち、73%に当たる3042人がコンテンツビジネス事業、15%に当たる611人が生活・健康関連事業(ティップネス)に従事。
売上高4148億円のうち、90%にあたる3735億円がコンテンツビジネス事業。ティップネス(生活・健康関連事業)の売上は8.8%にあたる364億円ほど。
また、販売先の33.6%が電通、17.7%が博報堂DYメディアパートナーズとなっている。
さらに、コンテンツビジネス事業の売上高の内訳。
コンテンツビジネス事業の売上高3735億円のうち、地上波タイム広告が1184億円、地上波スポット広告が1295億円の売上。続いてコンテンツ販売収入が521億円、物品販売が340億円と大きい。
続いて利益をみると、コンテンツビジネス事業が488億円、生活・健康関連事業が12億円、不動産賃貸事業が37億円を稼いでいる。