2016年3月期の売上高は711億円、経常利益40億円。
事業セグメントは「モスバーガー事業」「その他飲食事業」「その他の事業」の3つで、それぞれの概要は以下の通り。
モスバーガー事業
・ハンバーガーやライスバーガーを扱う「モスバーガー」の運営
・食品製造販売事業
・トマトやレタスを栽培するアグリ事業
国内のモスバーガー店舗数は1370店舗。海外については、台湾245店舗、シンガポール27店舗、香港16店舗、タイ4店舗、インドネシア2店舗、中国15店舗、オーストラリア6店舗、韓国11店舗を展開している。
その他飲食事業
以下の業態を展開。
「マザーリーフ」:摘みたて紅茶と焼きたてワッフルのカフェ。「紅茶の新しい形」がコンセプトのセルフスタイルカフェ「マザーリーフ ティースタイル」、カジュアルにコーヒーも楽しめる「カフェ・レジェロ」も展開。33店舗。
「MOSDO(モスド)」:ダスキンとの提携によるコラボレーションショップで、ハンバーガーとドーナツが一緒に食べられる。2店舗。
「モスクラシック」:グルメバーガーとお酒が楽しめる大人のモスバーガー。1店舗。
「ミアクッチーナ」:フードコート向けの本格パスタ店。1店舗。
「四季の旬菜料理あえん」「chef'sV」「GREENGRILL」:子会社のモスダイニングで展開。11店舗。
その他の事業
食品衛生検査業、金銭貸付業、保険代理業、レンタル業などを主にグループ向けに提供。
連結従業員数1375人の内訳。モスバーガー事業に1137人、その他飲食事業に142人が従事。
売上高711億円のうち、669億円がモスバーガー事業からの売上。
さらに、モスバーガー事業の売上669億円のうち、フランチャイジー(加盟店)による売上が354億円、直営店による売上が260億円。フランチャイジー店舗数は1095店舗、直営店は322店舗とのこと。
売上高711億円の地域ごとの内訳。日本が630億円とほとんどを占めるが、台湾で35億円、シンガポールで25億円、香港で17億円、タイで3億円を売り上げている。
売上原価は357.51億円で、販売費及び一般管理費は315.37億円。
一般管理費のうち、モスバーガー事業にかかわる研究開発活動の金額は1474万5000円、その他飲食事業は410万1000円、その他の事業は35万3000円で、研究開発費の総額は1.92億円。