値上げによりアメリカ国内の有料会員数が減少!「Netflix」2019年2Q決算
世界最大の動画ストリーミングサービスを展開する「Netflix」の2019年2Q決算が発表されました。
今四半期は地域別の有料会員数に大きな変化がありました。
海外の有料会員数は9,146万人(前期比+283万人)と堅調に増加した一方、アメリカ国内の有料会員数は6,010万人と3ヶ月間で13万人ほど有料会員数が減少しています。
では、有料会員減少は業績にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。
2019年2Qの売上は前年同期比+26%の49.2億ドル、営業利益は7.1億ドルと前年から50%近く増益(営業利益率:14.3%)。
アメリカ国内の有料会員数は減少したにもかかわらず、Netflixは過去最高の売上と営業利益を記録しています。
もともとNetflixは前四半期の決算発表で約500万人の有料会員増を見込んでいましたが、今四半期は200万人以上も予想を下回るという結果に。会員数の変動に大きな影響を与えたのがプライシングです。