ハウステンボスを再建した「エイチ・アイ・エス」社長の次なる野望はホテル100軒!
ホテル業界第3弾は大手旅行代理店の「エイチ・アイ・エス」(証券コード:9603)です。
H.I.S(前身のインターナショナルツアーズ)は1980年、澤田秀雄氏によって設立されます。澤田氏はかつてソフトバンクの孫正義氏、パソナの南部靖之氏らとともに、「ベンチャー三銃士」と呼ばれていました。1996年にはオーストラリアでホテル事業を開始。
2002年には東証2部に上場し、2004年には東証1部に市場変更しています。
なお、H.I.SはHide International Serviceの頭文字をとったと言われていますが、現在はHighest International Standards(世界最高基準)という意味も加えているそうです。ちなみに、H.I.Sのロゴは地球の地軸と同じ23.4°傾いているそうです。
なぜ旅行会社のH.I.Sを取り上げるかと言うと、澤田社長が次なる事業の柱として「ホテル」を挙げているからです。
エイチ・アイ・エスは今期、過去最高売上の7,286億円を達成。設立から40年近く経つ今でも成長を続けています。今回は、"再建請負人"とも言われた澤田氏のH.I.S創業ストーリーと事業の歴史、そしてホテル事業のこれからを整理します。
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・澤田氏は高校卒業後にドイツへ留学し世界〇〇ヶ国を旅行
・初めは旅行代理店とは全く関係ない〇〇をやろうとしていた
・大手旅行会社に勝つためのランチェスター戦略とは
・ハウステンボスは〇〇×〇〇×〇〇の三重苦だった
・「変なホテル」で目指すホテル事業の新たなビジネスモデル