スーツ購入金額は27年で30%以下!?増収続ける「AOKIホールディングス」
スーツ業界2位の「AOKIホールディングス」(証券コード:8214)は2018年に創業60周年を迎えました。(2018年通期決算資料)
総務省が発表した家計調査によると、1990年から27年間で1世帯あたりのスーツ購入額は30%以下に落ち込みました。スーツ購入金額の減少とともに市場自体も縮小していると考えられます。しかしAOKIホールディングスは着実に売上を伸ばしています。
(沿革)
青木擴憲氏(現代表取締役会長)が1958年に長野県長野市で個人商店 「洋服の青木」を創業。1979年にはコンピュータシステムを導入し、本格的なチェーン展開をスタートしました。1989年には東証第二部に上場。1991年には郊外型紳士服専門店としてはじめて、東証第一部に上場しました。
2018年通期の売上は前年から44億円のプラスとなる1,984億円。営業利益も増加し149億円となりました。今も着々と成長しているAOKIホールディングスはどのようにして売上を伸ばしているのでしょうか。その答えは2003年に始めたある事業にありました。
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