中食外食産業の影の主役 ファミマや王将の味を支える「アリアケジャパン」
「アリアケジャパン(証券番号:2815)」は、セブンイレブンやファミマ、餃子の王将など大手コンビニ・外食チェーンを支える会社で、「食のインテル」とまで呼ばれています。
1966年に岡田甲子氏によって設立され、1985年にカリフォルニア州に初の海外拠点を開設。その後海外進出を積極化しました。現在は「畜産系天然調味料」の販売を中心に行なっています。鶏ガラスープやブイヨンなどですね。
アリアケジャパンの売上はここ5年上昇しており、2018年の売上は543.5億円(前年比:+11.3%)となりました。
営業利益は113.3億円と10%増益を達成しています。 アリアケジャパンの営業利益率の高さを天然調味料業界の他の2社と比較してみます。
他の天然調味料の会社としては佐藤食品工業や理研ビタミンなどがあげられます。アリアケジャパンの営業利益率は20.8%となっており、この2社より高い水準となっています。
アリアケジャパンが業界屈指の営業利益率を出せている理由は何なのでしょうか?
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