物流マッチングで成長する「トランコム」ドライバー不足を追い風に収益性拡大
今回取り上げるのは、物流マッチングサービスを手がける「トランコム」という会社です。
1月27日発表の決算では、3Q累計の売上高が1,239億円(前年比+8.8%)、営業利益が61億円(同+17.1%)もの拡大。堅調な売上成長と、それを上回る増益率となりました。
物流業界ではトラックドライバー不足が深刻化していますが、そんな中で利益率向上を実現させているトランコム。もともとは1952年創業の「愛知小型運輸」がルーツ。運送会社でありながら多角化に成功、今に至るまで成長を続けています。
今回は、トランコムが展開するユニークなビジネスモデルと直近の状況、今後について整理したいと思います。