中国とインドネシアで売上を牽引!波乱万丈な自動車メーカー「三菱自動車」
今回は三菱自動車について取り上げたいと思います。まずは日本自動車界の全体像を見ていきましょう。
トヨタが896万台であるのに対し、三菱自動車は110万台(2017年)を売上げ、国内自動車メーカーでは6番手として自動車業界を支えています。
株式の保有率を見てみると日産が34%と筆頭株主となっていることがわかります。この理由は三菱自動車の度重なる不祥事が挙げられます。
2000年に起きた45.9万台の重要不具合情報を運輸省(現:国土交通省)に報告せずに社内で隠ぺいするといった「リコール隠し」もさながら、最も記憶にも新しいのが2016年に発覚した「燃費不正問題」です。
三菱自動車は軽自動車4車種62.5万台の燃費データを不正に改ざんしており、大きくニュースに取り上げられました。