【2016年12月期】山崎製パンの業績
山崎製パンの2016年12月期の売上高は1兆419億円、経常利益369億円。事業セグメントと概要は次の通り。
1. 食品事業(パン、和・洋菓子、調理パン、製菓・米菓などの製造販売)
パンや調理パン、おにぎりなどを製造販売。
食パンの三大ブランドは「ロイヤルブレッド」「超芳醇」「ダブルソフト」。
洋菓子には「まるごとバナナ」シリーズなどを扱っている。
不二家で菓子などの製造販売を行なっており、「カントリーマアム」「ミルキー」「ルック」などの人気商品があるほか、ケーキ・デザートなどの洋菓子を専門洋菓子店としてチェーン展開している。
B-Rサーティワンアイスクリームもグループ傘下企業。
2. 流通事業(コンビニ事業、食品スーパーマーケットの経営)
コンビニエンスストアチェーン「デイリーヤマザキ」をフランチャイズ方式により展開。また、食品スーパーマーケットも経営。
3. その他事業(物流、製造設備の設計、事務受託など)
工場・営業所間の輸送などの物流事業、食品製造機器の設計や工事の請負、損害保険代理業など、グループ向けの補完的事業を主に展開。
連結従業員27180人の内訳。食品事業に25593人、流通事業に786人が従事。
売上高1兆419億円のうち、9699億円が食品事業、619億円が流通事業による売上。
続いて、食品事業の売上高9699億円の内訳。菓子パンが3563億円を売り上げ、36.7%を占める。続いて調理パン・米飯類が1483億円(15.3%)、洋菓子が1340億円(13.8%)、食パンが941億円(9.7%)、和菓子が712億円(7.3%)。