マクドナルドと吉野屋の近くにあえて出店!中華チェーン『日高屋』でおなじみの「ハイデイ日高」
今回は中華飲食チェーン『日高屋』などを展開している「ハイデイ日高」(証券コード:7611)についてまとめていきます。
ハイデイ日高という社名ですが、創業者である神田正氏の出身地埼玉県日高市が由来です。
日(デイ)高(ハイ)という地名を直訳しており、さらには「ラーメンを食べて、ハイな1日(デイ)を」という意味も込められてハイデイの順番になっています。
神田氏は中学校を卒業後、本田技研工業株式会社などに勤めたのちにラーメン屋で働きます。
1973年にオーナーから店の経営を任されたこともあり、埼玉県大宮市(現:さいたま市)内に約10畳のラーメン店『来来軒』をオープンしました。
出前や深夜営業などに力を入れ、1975年に2号店を開店。
サラリーマンは昼食を外で食べることが多いことに気づき、ファミレス同様にラーメン店も多店舗展開しようと考えます。
当時はラーメン店で3〜4年ほど修行したのちに独立して自分の店を持つのが普通だったため、神田氏の2人の弟も独立することを希望しました。
神田氏は弟たちをなんとか説得して会社組織でラーメン店を展開することにします。
1978年、有限会社日高商事を設立して代表取締役に就任します。
1993年には赤羽に店舗を出店し、都内への進出を果たしました。
2002年に低価格ラーメン中華そば『日高屋』を新宿にオープン。
その後は神奈川(2002年)や千葉(2004年)へと進出し、少しずつエリアを拡大していきます。