「工具のアマゾン」MonotaROの事業KPIを追う
注目企業の事業KPIを追うシリーズ。今日はMonotaROについて調べます。
MonotaROは、2000年に住友商事と米国グレンジャー社のジョイントベンチャーとして設立された会社。
米国グレンジャー社は工具やDIY用品などの販売企業で、MonotaROも同じ分野の商材を扱っています。
「MonotaRO」という社名は「MRO(Maintenance Repair and Operations)」からきています。そのものズバリですね。
MonotaROのビジネスモデルは非常にシンプルです。次の図は、有価証券報告書から抜粋した事業系統図です。
1. MonotaROは国内外のサプライヤーに対して商品の発注を行う
2. 商品がMonotaROの物流センター(ディストリビューションセンター)に納入
3. 消費者(エンドユーザー)がMonotaROのウェブサイトで商品を発注
4. 物流センターから商品が発送される
以上のような流れになっています。
いわゆる直販型Eコマースですね。Amazon.comと基本的には同じモデルです。
次に、MonotaROの全体業績の推移をさかのぼれるだけさかのぼってみます。