ライフネット生命の業績まとめ
ライフネット生命保険

ライフネット生命について調べる。まずは全体の業績推移。

保険料などの収入は2012年3月期の37億円から91億円へと、2倍以上に増加している。資産運用収益はまだまだ小さいが、年間2.5億円。逆に、保険金の支払いは年間13億円弱。経常利益を生み出すには至っていない。

新中期経営計画では、2018年度に経常収益135億円と経常損益の黒字化を目指す、としている。


事業セグメントは生命保険事業の単一セグメントであり、その中で生命保険サービスを提供する「保険引受業務」と、保険料として収受した資産を運用する「資産運用業務」の二つを展開している。

「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスの提供を追求する」という経営理念を「ライフネットの生命保険マニフェスト」として、経営の柱としているとのことだが、個人的には「営業マンへのコストを減らして安価を実現した、インターネット専業の保険会社」という印象が強い。

2015年5月22日に、KDDIへの第三者割当増資を行なっており、同社が16%近くの議決権を保持する筆頭株主となり、ライフネット生命はKDDIの関係会社となった。