ファストリ1Q決算:国内・中国ユニクロが好調、EC売上は367億円に続伸
ファーストリテイリングが1月14日、2020年9〜11月期決算を発表した。
売上収益は前年比0.6%減の6,198億円、営業利益は同じく23.3%増の1,131億円となった。営業利益率は18%と、ここ4年で最高水準にのぼった。
新型コロナウイルスの感染拡大は、ユニクロの海外事業を中心に大きなマイナス影響を与えた。中国での感染拡大が始まってから1年ほどが経過した今、業績はかつてないほど堅調だ。
国内外でEコマースを中心とする対応も進める。ファーストリテイリングがどのような取り組みを進めているか、直近の状況について整理しよう。
まずは、全体のトレンドについて把握するところから始めたい。