アクシージアがマザーズ上場へ:スキンケア製品やサプリを中国EC向けに拡大
1月15日、「アクシージア」の東証マザーズへの新規上場が承認された。設立は2011年12月。当初の社名は「オリエンティナ化粧品」だった。
創業者の段 卓氏は1966年生まれ。中国で生まれ、中国の大学を卒業した。当時は海外留学が流行っていたらしく、好奇心から沖縄の大学で学ぶことに。
琉球大の大学院に進んだあとは、1988年に(株)エイジスにエンジニアとして入社。日本で就職したときには、既に30歳になっていた。
やがて同じ会社で働くのが物足りなくなった。独立も考えていたが、まずは転職することに。中国とのコネクションを評価され、クロスボーダーの案件を手掛けてキャリアを積んだ。
ある時、友人から誘われて美容の世界に入る。(株)フェリークとして関東を中心にエステサロンを出し、成長させる。やがてリーマンショックで不景気になり、次に手掛けることを模索した。
2010年に(株)インゲーム、2011年には(株)オンラインゲームジャパンを設立。ブラウザゲームに関する事業を手掛けつつ、並行して設立したのが現アクシージアだった。
アクシージアで手掛けるのは、化粧品の製造販売事業。当初は「サロン専売」のスキンケアブランドの開発に着手した。