エイベックス傘下の著作権管理「NexTone」が東証マザーズ上場へ
著作権管理サービスを手掛ける「NexTone」が東証マザーズへの新規上場を承認されました。エイベックスの持分法適用関連会社です。
業績推移を見ると、2019年3月期の売上高が32.4億円、経常利益1.9億円。今年度は3Q累計で売上31.8億円、経常利益2.5億円と、引き続き伸びています。
NexToneのルーツは2000年、(株)イーライセンスと(株)ジャパン・ライツ・クリアランスとして各々始まりました。
2000年11月に成立した「著作権等管理事業法」。両社とも2001年、著作権管理事業者として早くから届出を行い、2016年に統合、(株)NexToneとなりました。
デジタルが当たり前になった現代、エンタメ業界において著作権周りの管理が重要なのは想像に難くありません。NexToneがどんな事業を展開しているのか、上場目論見書の内容を整理したいと思います。
著作権は、思想や感情を創作的に表現した著作物の利用方法を独占的にコントロール出来る権利。音楽分野においては、「詞」「曲」が著作物となります。