Roku 1Q決算:巣ごもり一巡も視聴時間がピーク超え、長期成長に向け投資拡大へ
ロク

米Rokuが好調だ。テレビで動画配信コンテンツを見られるデバイスを提供する企業で、巣ごもりが一巡した2021年に入っても急成長が続いている。

売上高は前年比79%増の5.7億ドル。例年のピークシーズンである第4四半期(10〜12月)と比べても、大きく遜色のない水準だ。

過去にもお伝えしてきた通り、動画ストリーミング市場が盛り上がる中、独自の立ち位置を築いた企業がRokuだ。NetflixやDisney+と競争するのではなく、送客するプラットフォームとしてポジションを掴んだ。

成長が加速する中、Rokuは次々と新たな打ち手を繰り出している。それがどのようなものか、直近の動向について整理しよう。

視聴時間、前年のピーク超え

Rokuにおいて、直近とくに著しいと言えるのがマネタイズの進展だ。同社のサービスは(端末は有料だが)原則無料で利用できる。

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