iRobot 3Q決算:掃除ロボット「ルンバ」好調!米国を中心にECが70%増
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掃除ロボット『ルンバ』などを展開するiRobotが好調だ。10月20日に発表された2020年7〜9月期決算では、最終損益が前年比2.6倍の9,325万ドルになった。

売上高は前年比43%増の4.13億ドル、営業利益についても8,100万ドルと2倍近い増益になった。営業利益率は20%と、ハードウェアメーカーとしては極めて高い水準だ。

iRobotは優れた製品開発力によってロボット家電領域を切り開いてきたが、『シャークニンジャ』など模倣ブランドの台頭や、米中関税による向かい風により、その立場を危うく見られてきた。

激しい環境変化にあって、創業CEOのコリン・アングルは独自のアプローチで競争優位を高めようと取り組んできた。足元の好調を下支えしているのは一体何なのか、決算報告の内容について紐解いてみよう。

500ドル以上のプレミアムロボットが牽引

iRobotの業績を牽引しているのが、本家アメリカ合衆国での販売だ。

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