FedEx 1Q決算:EC特需で加速、株価は2.5倍に 今後はワクチン配送も?
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アメリカの米物流企業「FedEx」が9月15日に発表した2020年5〜8月期決算は、最終損益が12.5億ドルの黒字だった。

売上高は193億ドルで前年比13.5%の拡大、営業利益は15.9億ドルで同じく62%もの増益となった。COVID-19拡大によってEコマースの需要が高騰し、物流業界にも一部で恩恵が出ている。

アメリカで今何が起こっているかは日本にいては分からないため、決算資料に現れるデータは重要な資料の一つだ。FedExの決算資料から、米国の物流に起こっている変化を紐解いてみよう。

コア事業の「Express」「Ground」が加速

決算数値を見ていく前に、まずはFedExのビジネスについておさらいしておこう。一口に「物流」と言っても色々あるが、FedExの事業は大きく3つの部門から構成されている。

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