ウォルマート 2Q決算:EC売上は前年比2倍に加速、政府支援金による後押しも顕著
米ウォルマートが8月18日に発表した2020年5〜7月期決算は最終損益が64億7,600万ドルの黒字だった。パンデミック拡大の中、日用品のバルク買い需要が顕著に高まっている。
売上高は前年比5.7%増の1,377億ドル、営業利益は同じく8.5%増の60.6億ドルだった。前四半期と比べトップラインの拡大はやや減速したが、営業利益率は0.5ポイント上昇している。
米国ウォルマートの既存店売上の動向は前回四半期(2〜4月期)と同様、力強いものだった。
既存店売上は前年比9.3%の拡大。客数が14.0%落ち込んだ一方で、平均単価は27%も高騰した。客数は2〜4月期を下回り、平均単価はさらに上回っている。