ユーザベース2Q決算:NewsPicksは有料会員加速、他事業は向かい風目立つ
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ユーザベースが8月13日に発表した2020年1〜6月期決算は最終損益が11億1,100万円の赤字となった。

同期間における売上高は63億5,400万円(前年比12.2%増)、営業利益は5億5,100万円のマイナスだった。EBITDAは1億400万円のマイナス。前年同期と比べ、赤字額は縮小している。

2020年4〜6月期については売上31億8,300万円(前年比13%増)、営業損失2億8,800万円という結果となった(1Qとの引き算で算出)。会社全体として成長が続いているものの、2年前までと比べて鈍化した印象もある。

売上構成を見ると最大なのは法人向け情報プラットフォームを展開するSPEEDA事業。4〜6月期の売上は13億円を超え、右肩上がりの成長が続いている。

成長率が大きいのはニュースメディア「NewsPicks」事業だ。ここ3か月では前年比での増収率が43.7%にものぼり、かなりの追い風が吹いているようだ。

Quartz事業については広告市況の低迷により、売上規模は大幅に縮小。新規事業を多数抱える「その他B2B事業」が上回った。

SPEEDAでは「人の知見」拡大に取り組む

高収益事業としてユーザベース全体の業績を支えるのが経済情報プラットフォーム「SPEEDA」だ。

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