ラクス決算:楽楽精算が牽引、減速懸念も30%成長を目指す
経費清算システム「楽楽精算」を手掛けるラクスが好調です。
売上高は116億800万円(前年比+32.8%)、営業利益は11億7,400万円(同△20%)。増収減益となりました。
売上構成をみると、「楽楽精算」をはじめとするクラウド事業が牽引。売上89億円を突破しています。IT人材事業についても売上26億円を超え、伸びています。
足元の好調を受けて、ラクスの株価も堅調な推移となっています。時価総額は1,966億円。
直近の動向はラクスにどういう影響を及ぼしているのか。決算報告の内容を整理してみましょう。
2020年3月期、ラクスは大幅な増収を目指し、積極的な成長投資を実行してきました。