米ディズニー:10万人を一時解雇、Disney+は有料5,000万人突破
ウォルト・ディズニー

米国のウォルトディズニー・カンパニーが2Q決算を発表しました。

売上高は180億900万ドル(前年比+20.7%)、営業利益は10億6,000万ドル(同△85.4%)。大幅な減益となりました。

売上構成をみると、メディアネットワークとスタジオエンタメ、D2C&海外セグメントが増収。テーマパーク事業は△10%の減収となりました。

メディアネットワークとスタジオエンタメの増収は、2019年3月に買収(3月20日より連結開始)した「21世紀フォックス」の事業が寄与。D2C事業でも同買収にともなって獲得した「Hulu」が貢献しています。

今回は、大幅な成長を実現した「D2C」部門と、苦境に直面しているテーマパーク事業を中心に、決算報告の内容を整理したいと思います。

D2Cサブスク数は合計7,350万人規模

まず確認したいのが、爆発的な増収をつづける「D2C事業」の概況です。

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