AWS課金代行の「サーバーワークス」今後は仮想デスクトップに注目?
AWSの課金代行などを手掛ける「サーバーワークス」が4月14日、通期決算を発表しました。
売上高は68億1,100万円(前年比+52.1%)、営業利益は4億1,700万円(同+24.4%)。急拡大が続いています。
サーバーワークスの事業は、日本企業向けにAWS(Amazon Web Services)のアカウントを管理し、料金に上乗せして徴収するというモデル。日本企業の「請求書文化」も追い風となり、伸びています。
リセール売上は53.9億円(前年比+66.9%)と好調。MSPも拡大が続いています。クラウドインテグレーションについては前年比でやや減。
活況なクラウド市場の拡大を背景に、急成長を続けてきたサーバーワークス。今後の展望はどう見ているのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
まずは改めて、サーバーワークスの事業モデルをおさらいしましょう。
冒頭で触れた通り、サーバーワークスにおいて中心となるのは、ストック型で積み上がっていくAWSリセール。