航空券予約サイト「skyticket」を手がけるアドベンチャー。年末までの決算数値ではありますが、足元は大きく拡大しています。

収益は310億9,500万円（前年比+47.9%）、営業利益は10億2,500万円（同+235.7%）。ちょっと驚くくらいの拡大ペースです。

決算説明資料をみると、「厳しい状況が続いている」「にもかかわらず大幅な増収増益を達成」などと、堂々のアピールをしています。

今後についても「新型コロナウイルスの影響にもかかわらず 増収増益を目指す」とコメント。にわかには信じがたい話です。一体どういう状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみましょう。

アプリシフト奏功で利益率が上昇

まず確認したいのは、アドベンチャーのメインサービス「スカイチケット」の概況です。