「ユーザベース」通期決算:MRRをグループ共通指標に、SaaS企業に本格転換か
ユーザベース

経済メディア「NewsPicks」などを展開するユーザベースが2019年通期決算を発表しました。

2019年の売上高は125億円(前年比+34.1%)、営業損益は△12.4億円の赤字(前年は8.3億円の黒字)。EBITDAも△4.1億円のマイナスとなりました。

売上構成をみると、企業データベース「SPEEDA」が売上45.3億円(前年比+25.5%)、「NewsPicks」が41.8億円(同+41%)。

買収した「Quartz」が29億円(同+22%)ですが、連結前を含む前年通期は39億円だったので、実質減収。その他売上は8.7億円(前年比2.5倍)と大きく伸張しています。

消費者向け、法人向けに経済情報を提供するユーザベースがどんな取り組みを進めているのか、決算資料のポイントをピックアップしましょう。

『Speeda』は年13.8億円を稼ぐ収益事業に

まずは、セグメント毎の損益構成を見てみます。

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