【2016年3月期】島津製作所の業績
2016年3月期の売上高は3422億円、経常利益348億円。
事業セグメントとそれぞれの主要製品は以下の通り。
計測機器
光分析装置、表面分析装置、表面観察装置、質量分析計、クロマト分析装置、熱分析装置、臨床化学検査機器、遺伝子解析装置、タンパク質解析装置、バイオ試薬、はかり、粉粒体測定器、環境測定機器、プロセス計測制御計器、プロセス分析機器、環境関連計装システム、材料試験機、構造物試験機、工業用X線検査装置、動釣合試験機、光学デバイス、小形分光器、レーザ機器など
医用機器
診断用X線装置、診断用核医学装置、近赤外光イメージング装置、放射線治療用関連装置、医療情報システムなど
航空機器
航空機搭載電子機器、航空機搭載機械機器、地上支援器材、磁気応用計測機器など
産業機器
太陽電池成膜装置、太陽電池セル検査装置、高速スパッタ装置、真空機器、液送機器、油圧機器、ガラス繊維巻取機、真空熱処理機器など
その他
不動産賃貸、不動産管理、ソフトウェア開発、製品設計、建設舗床業など
連結従業員11094名のうち、6420名が計測機器事業に従事。医用機器は1808名、航空機器は440名、産業機器は813名。
売上高3422億円のうち、計測機器が2085億円を売り上げ、全体の61%を占める。医用機器は646億円(19%)、航空機器は288億円(8.4%)、産業機器は336億円(9.8%)。
セグメント利益を見ると、計測機器が330億円ほどを稼ぎ、全体の87%ほどを占める。
全体の売上高4322億円のうち、日本での売上は1679億円で全体の49%ほど。そのほかは米州が460億円(13.4%)、欧州が273億円(8%)、中国が561億円(16.4%)、その他アジアが323億円(9.5%)。