おはようございます。 先日、話題のブラック・ジャック展に足を運びました。手塚治虫は若くして大成功を収めましたが、一時は会社を倒産させている。その頃に生まれたのがブラック・ジャックであるというのは、なんとも壮絶な話です。
開示資料より作成
Appleが11月2日、2023年7〜9月期決算を発表。売上高は895億ドル(前年比0.7%減)、営業利益は270億ドル(8.3%増)だった。
一株当たり利益は1.46ドル(13%増)となり減収増益という結果だが、市場予想を上回る。決算発表後の時間外株価は執筆時点で3.5%の下落となり、企業価値にして1,000億ドル近くが俄に消えている。
背景と見られるのは、見通しの軟化だ。iPhoneをのぞいたハードウェア販売は全てが前年比で減収。事情はありつつも10〜12月の予想は前年比フラットという点も、株式市場の期待をいくらか揺るがせた。
今回の記事では、新たに発表されたAppleの決算コールの内容を聞きながら、足元で起きている変化についてまとめる。
かつてユニコーンと呼ばれたスタートアップ企業のうち、実際に巨大な利益を上げた企業といえば、Airbnbをおいて他にない。
11月1日に発表された2023年7〜9月期決算で、同社の売上高は34億ドル(前年比18%増)。営業利益は同じく15億ドル(前年比24%増)となり、さらに収益性を高めた。
取扱総額(GMV)は183億ドル(前年比17%増)、総予約日数(Nights and Experiences Booked)は1.13億件(同14%増)。平均日次単価(ADR)はゆるやかに拡大し、コロナ後の成長を後押しした。
世界的プラットフォームとなった同社には、旅行産業全体のトレンドも表れる。今回の記事では、新たに発表されたAirbnb決算をもとに近況をまとめる。
画像共有サイトのPinterestが10月30日、2023年7〜9月期決算を発表。売上高は7.63億ドル(前年比11%増)と3四半期連続で加速し、営業損失は500万ドルに縮小した。
市場予想を結果が上回ったことで、時間外株価は目下14%もの高騰。月間アクティブユーザー数(Global MAUs)は前年比8%増の4.82億人となった。
かつてはPinterestもコロナ禍で人気を高めた銘柄の一つだったが、その後は成長が鈍化した。今年の前半にはレイオフも発表し、上半期には3.2億ドルの営業赤字を計上。
現時点における時価総額は168億ドルと、2022年半ばを底に持ち直している。それでも2021年初めのピーク時と比べれば、三分の一以下という水準。
ジャパン・アイウェアHD(Japan Eyewear Holdings)が10月12日、東証スタンダード市場への新規上場を承認された。上場日は11月16〜22日を予定している。
東京に住む人なら、表参道に位置する「金子眼鏡」の店舗を見たことがあるかもしれない。同じく日本のアイウェアブランドである「フォーナインズ」とともに、2021年にグループ経営体制を発足させたのが同社だ。
2019年には日本企業成長投資からの出資が決まり、組織変更と決算期の変更を実施。新型コロナウイルス感染拡大による影響を経て、売上・利益ともに拡大している。2023年1月期の売上高は107億円、営業利益は22億円にのぼった。
今回の記事では、圧倒的なシェアを占める「鯖江」の眼鏡産業のルーツを簡単に紐解いた上で、金子眼鏡の来歴からジャパン・アイウェアHDの概況までをまとめる。
主に大学生向けの学習支援サービスを提供するCheggが10月30日、2023年7〜9月期決算を発表。同社については何度も紹介してきたが、とりわけ最大の注目は「ChatGPT」等による影響である。
状況が芳しくないことは、株式市場での推移を見ればうかがえる。5月の決算発表では一日にして株価が半減したが、今回も15%もの急落。依然として投資家からの支持を勝ち取るには至っていない。
結果を見れば、低い評価は意外ではない。売上高は前年比4%減の1.58億ドルに落ち込み、営業損失は5,790万ドルに拡大。ただし、夏シーズンである7〜9月は同社にとって閑散期である。
とはいえ、業績が悪化しているのはグラフから明らかだ。このような状況で経営陣は、依然として自前のAIプロダクトに可能性を見出し、打ち手を進めている。今回の記事では、同社によるAI戦略の進捗をご紹介する。
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