ユニリタ【3800】 スタンダード(内国株式)

システム運用支援、DX支援のクラウドサービス、データ・プロセス・サービス管理のプロフェッショナルサービスを展開。

ユニリタ【3800】 スタンダード(内国株式)

システム運用支援、DX支援のクラウドサービス、データ・プロセス・サービス管理のプロフェッショナルサービスを展開。

事業内容

ユニリタ株式会社とそのグループ会社は、幅広い事業セグメントを展開しています。これには、プロダクトサービス事業、クラウドサービス事業、プロフェッショナルサービス事業が含まれます。

プロダクトサービス事業では、ユニリタは自社開発のオープン系パッケージソフトを中心に、基幹業務システムの運用に必要なソフトウェア製品やサービスを提供しています。特に、メインフレーム事業においては、金融機関や生損保、大手製造業を対象に、メインフレームコンピュータ向けのソフトウェア製品の販売・サポートを30年以上にわたり行っており、業界内での競争優位性を確立しています。

クラウドサービス事業では、ユニリタグループは、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援するためのクラウド環境でのサービス開発を進めています。この事業は、プロダクトの提供方法をサービス化へと進化させ、新しい市場でのビジネスモデル構築を目指しています。

プロフェッショナルサービス事業では、データ、プロセス、サービスの3つのマネジメント領域における専門性を持つ子会社群が、プロダクトサービスやクラウドサービスの顧客価値を高める役割を果たしています。このセグメントは、システム運用やデータマネジメントのコンサルティングから、サービスの導入支援、システムインテグレーション、システム運用のアウトソーシングまで、ワンストップで提供できる体制を構築しています。

これらの事業を通じて、ユニリタグループは、顧客のデジタル化ニーズに対応し、将来の成長を目指しています。

経営方針

ユニリタ株式会社は、その中期経営計画において、「共感をカタチにし、ユニークを創造するITサービスカンパニーへ」というビジョンを掲げています。同社は、経済的価値と社会的価値の両立を目指し、事業活動を通じて企業価値の向上を図っています。2023年度は、2021年度から推進している3か年の中期経営計画の最終年度にあたり、各セグメントでの戦略的役割と事業の主な取り組みが進行中です。

プロダクトサービス事業では、システム運用の強みを深化させ、製品のサービスシフトを行い、クラウドシフトやクラウドリフトを提案することで受注拡大を目指しています。また、帳票プロダクト事業では、法制度改正に対応するニーズを捉え、電子化サービスにより新たな顧客層を開拓しています。

クラウドサービス事業では、デジタルトランスフォーメーションや働き方改革などの事業課題と社会課題解決への領域拡大を図り、新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいます。サービスは、「IT活用クラウド」「事業推進クラウド」「ソーシャルクラウド」の3つのカテゴリに分類され、それぞれの特性に合わせた成長戦略を展開しています。

プロフェッショナルサービス事業では、コンサルティングからサービスの導入支援、システムインテグレーション、アウトソーシングまで、ワンストップ型のビジネスを展開し、プロダクトやクラウドサービスの提供価値を高める役割を果たしています。デジタルトランスフォーメーションの追い風のもと、データマネジメントニーズの拡大やサービスマネジメントニーズの高まりを背景に、受注拡大につながっています。

ユニリタは、これらの戦略と施策に基づき、ITを活用した社会課題の解決を通じ、経済的価値と社会的価値の両立を実現するべく、事業活動に取り組んでいます。