事業内容
テクマトリックスとそのグループ会社は、IT関連のソフトウェア、ハードウェア、ソリューションの販売、コンサルティング、保守などのサービスを提供しています。同社グループは、情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業、医療システム事業の三つのセグメントで構成されています。
情報基盤事業では、北米を中心に高い技術力を持つ製品やサービスを提供しており、仮想化ソリューション、次世代ネットワーク、サイバーセキュリティ、ストレージなどの情報基盤の構築を支援しています。また、企業向けシステム導入後の保守、運用・監視サービスも提供しています。
アプリケーション・サービス事業では、特定市場・特定業務向けのアプリケーション領域において、システム開発、アプリケーション・パッケージ、テスト・ソリューション、クラウドサービス(SaaS)などを提供しています。CRM分野では、「Fast シリーズ」を中心に企業の顧客サービス向上を支援するシステムを提供しており、ソフトウェア品質保証分野では、ソフトウェア開発過程の全ライフサイクルを支援するツール及びサービスを提供しています。
医療システム事業では、医療機関向けに医用画像(CT、MRI、CR、PET等)の医療情報クラウドサービス「NOBORI」及び医療情報サービス「EV Insite」シリーズを提供しています。これらのサービスは、医療施設内で発生する様々な医療情報を一元的、横断的に管理し、フィルムレス、ペーパレス運用をサポートしています。
テクマトリックスグループは、これらの事業を通じて、企業や医療機関のITシステム投資の方向性を支援し、顧客の抱える問題に対するソリューションを提供しています。
特集記事
経営方針
テクマトリックスは、情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業、医療システム事業の3つのセグメントを核として、技術革新を推進しています。同社は、クラウドコンピューティング時代における技術革新を目指し、情報基盤技術のインテグレーション、最先端のアプリケーション・ソフトウェア技術の提供、医療環境の改善に取り組んでいます。
情報基盤事業では、エンタープライズ向けビジネスに加え、クラウドサービス提供事業者へのビジネス展開を加速させています。アプリケーション・サービス事業では、特定市場向けのアプリケーション・パッケージ開発を強化し、クラウドサービス(SaaS)事業を積極的に推進しています。医療システム事業では、医療情報クラウドサービスの推進と、PHR(Personal Health Record)サービスの開発に注力しています。
経営指標としては、事業規模拡大を目指し、収益力の強化と収益の安定性向上を重要視しています。売上収益(売上高)営業利益率とストック比率の向上を目標に掲げています。
新中期経営計画「BEYOND THE NEW NORMAL」では、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速し、持続可能な社会の創造に貢献することを目指しています。クラウド関連事業の戦略的推進、セキュリティ&セイフティの追求、新規サービスの立ち上げ、サービス化の加速、データの利活用、多様なアライアンス・M&A、海外市場での事業拡大、グループ間連携の強化、人材育成・組織開発など、7つの基本戦略を定め、その実現を目指しています。